【もの】が多くても綺麗な部屋を作る!プロが教える収納とレイアウト術

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たくさんの雑貨や本がありながらもスッキリと整理整頓された、ナチュラルテイストの明るいリビングルーム

「部屋に物があふれていて、どうにか綺麗にしたい」と悩んでいませんか。片付けに関する情報を見ると、どれも「まずは物を減らしましょう」と書かれていて、「捨てられない自分には無理だ…」と諦めかけている方も多いかもしれません。

一人暮らしの限られたスペースや、大好きな推しグッズがあふれるオタク部屋では、レイアウトや収納グッズを工夫しなければ、あっという間にごちゃごちゃした印象になってしまいます。しかし、ものをたくさん持ったままでも、少しの工夫で部屋を劇的にスッキリ見せることは十分に可能です。この記事では、私が実践してきた空間を整えるための視覚的なテクニックから、リバウンドしない収納のルールまで、ものが多くても綺麗な部屋を実現するための具体的なステップを解説します。

  • 物が溢れて見える根本的な原因と、それを解消する色彩・レイアウトのルール
  • ワンルームや1Kなど、限られた間取りを広く見せるための具体的なアプローチ
  • 「見せる収納」と「隠す収納」の最適なバランスと、実践的な収納テクニック
  • どうしても物が捨てられない時の心理的負担を減らす方法と、トランクルームの活用法
目次
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ものが多くても綺麗な部屋を実現する空間と視覚のコントロール

部屋が雑然として見える最大の理由は、物の「絶対量」よりも、それらが発する「視覚的ノイズ」にあります。まずは、人間の目の錯覚や色彩心理を利用して、空間をスッキリと見せるための基本テクニックを押さえていきましょう。

視覚的ノイズを徹底的に排除する

文字情報や色味を排除した真っ白な詰め替えボトルと収納ボックスが並ぶ清潔な棚

私たちが「部屋が散らかっている」と感じる時、脳は視界に入るさまざまな色や形、文字情報を処理しきれず、疲労を起こしています。つまり、物理的に物がたくさんあっても、視界に入る情報量を減らせば、部屋は綺麗に見えるのです。

具体的に効果が高いのは、日用品や調味料などの「文字情報」を隠すことです。洗剤やシャンプーはシンプルな詰め替えボトルに入れ替えたり、パッケージのフィルムを剥がしたりするだけでも、驚くほどスッキリします。また、半透明の衣装ケースの中身が透けて見えてしまう場合は、ケースの内側に白い画用紙を入れる目隠しテクニックがおすすめです。テレビ周りのごちゃつく配線も、ケーブルボックスを使ってしっかり隠してしまいましょう。

インテリアを格上げする配色の黄金比

白、ライトグレー、アクセントカラーの3色のみで構成された黄金比バランスのリビング

部屋の印象を決める上で、カラーコーディネートは非常に重要です。プロのインテリアコーディネートでも使われている「70:25:5」の黄金比を意識するだけで、誰でも簡単におしゃれでまとまりのある空間を作ることができます。

ベースカラー(70%)壁、床、天井など。ホワイトやアイボリーなど明るい色にすると部屋が広く見えます。
メインカラー(25%)ソファ、カーテン、ラグなど。部屋のテーマを決める主役の色です。
アクセントカラー(5%)クッションや小物など。引き締め効果や、視線を集めるポイントになります。

物が多い部屋の場合、空間に使う色を「3色以内」に絞るのが鉄則です。色数が増えれば増えるほどノイズになるため、収納ボックスや大きめのファブリック類は、なるべくベースカラーに馴染む無地を選ぶと失敗しません。

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お洒落なレストランやホテルもよく、この黄金比を使っているように感じます。

間取りごとの特性を活かしたレイアウト

 脚付きの家具を選び床面を見せることで、空間に抜け感を作った部屋のレイアウト

一人暮らしに多いワンルームや1Kといった間取りでは、限られた面積をいかに広く見せるかが鍵になります。レイアウトを工夫して、空間に「抜け感」を作りましょう。

背の高い家具は圧迫感を生むため、目線より低いロータイプの家具で統一するのが基本です。どうしても背の高い本棚などが必要な場合は、部屋の入り口から見て「手前に高い家具、奥に低い家具」を配置すると、遠近法で部屋に奥行きがあるように錯覚させることができます。

抜け感を作るポイント
ソファやベッドは「脚付き」のものを選ぶと、床が見える面積が増えて部屋が広く感じられます。また、家具の「奥行き」を揃えて前面のラインを真っ直ぐに整えるだけでも、視覚的なデコボコがなくなり、スッキリとした印象になります。

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私もワンルーム一人暮らしだった時は、①脚付きベッド②低めの家具③大き目の姿見を置いて部屋を広く見せていました!

見せる収納と隠す収納のバランス

隠す収納をメインにしつつ、お気に入りの雑貨を不等辺三角形に配置した見せる収納棚

お気に入りのアイテムをすべて飾ってしまうと、どうしてもごちゃついた印象になります。美しさと機能性を両立させるには、「見せる収納:隠す収納 = 3:7」の割合を目指すのがおすすめです。

生活感の出やすいリモコンや文房具、ストック類は、扉付きの棚や中身が見えないボックスに「隠す収納」として徹底的にしまい込みます。一方で、お気に入りの雑貨やアートは、目線の高さに「見せる収納」として配置します。飾る時は、アイテムの高さを変えて不等辺三角形になるように配置すると、雑貨屋さんのようなバランスの良いディスプレイになりますよ。

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ものが多くても綺麗な部屋を維持する仕組みづくり

ここからは、趣味のアイテムとの付き合い方や、物を捨てられない心理と上手く向き合いながら、綺麗な状態を長く保つための具体的なアクションについて解説していきます。

オタク部屋や推し活部屋のスタイリッシュな作り方

白を基調とした部屋の壁面一角に設けられた、グッズを美しく飾るディスプレイスペース

推しのアクリルスタンドや缶バッジ、大量の円盤(CD・DVD)などは、色やサイズがバラバラで最もノイズになりやすいアイテムです。しかし、これらを隠してしまっては推し活の醍醐味が半減してしまいますよね。

こうした部屋を垢抜けさせる秘訣は、「祭壇(ディスプレイ空間)」と「生活空間」を明確に分ける(ゾーニングする)ことです。例えば、部屋のベースカラーは白やナチュラルテイストで統一し、壁の一部や特定の棚だけを「推しカラー」全開のディスプレイスペースにします。

細々としたグッズは100均のワイヤーネットを活用して壁面に飾ったり、ホコリを防ぎたいフィギュアはガラス扉付きのコレクションケースに飾ったりと、額縁や専用ケースに入れて「作品」として扱うことで、高級感のあるディスプレイが完成します。

捨てられない物を一時保管する保留ボックス

部屋を綺麗にしたいけれど、どうしても「いつか使うかも」「思い出があるから」と捨てられないものがありますよね。そんな時は、無理に捨てようとしてストレスを抱える必要はありません。

判断に迷うものは、一旦「保留ボックス」に入れて、見えない場所にしまっておくのが一番の解決策です。クローゼットの奥などに数ヶ月保管し、その間一度も存在を思い出さなかったり、使わなかったりした場合、「やっぱり不要だった」と自分自身で納得して手放すことができます。心理的なハードルを下げながら、少しずつ物の代謝を良くしていくのがリバウンドを防ぐコツです。

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思い切って売ってしまうのも一つの策ですね。

無印良品やニトリを活用した統一感のある収納術

隠す収納を成功させるためには、収納アイテム選びが命です。形や色がバラバラの収納ケースを使っていると、それ自体がノイズになってしまいます。

おすすめは、無印良品の「ポリプロピレンファイルボックス」や、ニトリの「Nインボックス」など、モジュール(規格)が統一されている定番シリーズで揃えることです。これらは買い足しが容易で、棚の中に隙間なくピタッと収まるため、直線的な美しいラインを作ることができます。収納用品を買う際は、必ず「何を」「どこに」「どれくらい」収納するかを採寸・計画してから購入するようにしてくださいね。

無印のポリプロピレンファイルボックスはサイズ展開が豊富でおすすめです♪

部屋に収まらないならトランクルームに預けるという選択肢

ハローストレージの3帖コンテナ内部の空きスペース

「整理整頓はしたけれど、どうしても収納スペースが足りない」「捨てられないコレクションや、オフシーズンの服が場所を取っている」という場合は、外部のスペースを利用するのも一つの手です。近年人気を集めているのが、トランクルーム(貸し倉庫)の活用です。

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人気のエリアになると中々空き物件が出ないことも。
日本の住宅事情ならでは、ですね。

特におすすめなのが、段ボールに詰めて送るだけの「宅配型トランクルーム」です。スマホ一つで集荷から管理、取り出しまで完結するため、車がない方でも手軽に利用できます。

トランクルームに預けるのに適しているアイテム

  • 冬用のアウターや分厚い布団など、季節限定で使うかさばるもの
  • ひな人形やクリスマスツリーなどの季節行事のアイテム
  • 絶対に捨てられないけれど、日常的には見返さない思い出の品
  • 増えすぎた本や漫画、かさばる趣味のコレクション
  • キャンプ、スキー、バイク用品などのアウトドアグッズ

毎月の保管費用はかかりますが、「荷物を置くためだけに、家賃の高い広い部屋に引っ越す」ことを考えれば、トランクルームを借りて今の部屋を広く使う方が、結果的にコストパフォーマンスが良いケースも多々あります。どうしても手放せないものがあるなら、無理に捨てるのではなく「安全な外部スペースに避難させる」という方法も検討してみてくださいね。

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工夫次第でものが多くても綺麗な部屋は叶う

今回は、「ものが多くても綺麗な部屋」を作るための視覚のコントロールから、収納アイデア、外部サービスの活用まで幅広く解説しました。

極端なミニマリストになる必要はありません。自分が心地よいと感じるお気に入りの物に囲まれながら、色の統一やレイアウトの工夫、そして「見せる・隠す」のメリハリをつけることで、雑然とした印象は確実に払拭できます。まずは、出しっぱなしになっている日用品を隠す、あるいは保留ボックスを作ってみるなど、今日からできる小さな一歩を踏み出してみてください。あなたの理想の部屋づくりを応援しています。

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